あけましておめでとうございます


明けましておめでとうございます。

今年からブログを始めることにしました。文才はないので期待はしないでください。

さて、題字の「忘己利他」ですが、元となる言葉は「己を忘れて他を利するは、慈悲の究極なり」で、これは天台宗の開祖最澄が残したとされる言葉です。

要するに「自分の利益などは忘れて、他の人の為になることをしましょう」という教えですね。

私も今年で42歳になるので人生の折り返し地点に差しかかっている事になります。人生80年とは言いますが、元気に生きていける時間を考えたら、ひょっとするとすでにマラソンで言うところの30Km地点くらいにいるのかもしれません。

与えられた限られた時間の中で自分は何をすべきか、そんな事を珍しく真剣に考えている時に出会った言葉がこの「忘己利他」という言葉でした。

とはいえ私だって家庭を持っている以上は利益を無視して仕事はできませんし、富や名声を得たいと思う気持ちも正直あります。でも人生のゴールを迎えてふと振り返ったとき、そこに残っていたのがお金だけだったってすごく虚しいなぁと思うのです。

身を粉にして働いて運良く1億円の財産を残したとしましょう。でもそれってビル・ゲイツの1時間の時給よりも少ないらしいのです。人生の価値をお金で量るなら、ほとんどの人間はビル・ゲイツより薄っぺらい人生を送っているって事になります。でもそんな事は絶対にないと私は言い切れます。

私は人生の価値とは一生をかけて残したもの、俗に言うレガシー(遺産)の中身だと思うからです。

歴史に名を残すような科学者、哲学者、アーティストたちのレガシーは、文明を発展させたり私たちの心の中に生きていますよね。では偉大なレガシーなんて到底作れないであろう私たち一般人の人生は価値がないのかと言うとそれも違うと思います。

あの世で閻魔大王に人生で何をしたのか聞かれたとき「世の役に立てるような立派な子供を育てました」とか「子供はいなかったけれど自然や動物を守るための社会貢献に尽くしました」と胸を張れるのであれば、それは偉人にも勝る素晴らしい人生じゃないでしょうか。

日本初のドライブレコーダーを開発された方は、息子さんを交通事故で失ったことがきっかけで開発に取り組まれたそうです。早世した息子さんの人生も、その犠牲により何千何万もの事故を防ぐきっかけになったのなら、それはきっと価値のあったものであろうと思います。

逆に「選挙で何度も当選してたくさんの財産を残した」とか「投資で何億も稼いで世界中を豪遊して回った」と胸を張る政治家や投資家は、どれだけ長生きしても社会貢献をしない限り、早世した息子さんの人生よりずっと意味のないものではないでしょうか。

よく「お金を残すのは三流、名を残すのは二流、人を残すのは一流」なんて聞きますが、三人の子供たちにも「お父さんはお金は残さなかったけど、生き方は一流の人だったね」と言われるように、人の為に生きる父親の背中をみせたいと思います。


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